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共によく働くために:P.G.C.D.のチームワークWay

先の見えない時代に企業が生き残るためには、社員一丸となって難局を乗り越えなくてはいけません。しかし、チームづくりの諸問題に、頭を抱える方は多いのではないでしょうか。

P.G.C.D.の価値観と行動規範は、仲間が団結するための指針として捉えることができます。今回は、P.G.C.D.のチームワークWayと題し、社員が目線を揃え、共に成長するための具体的なあり方をお伝えします。

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価値観と行動規範が揃ってこそ団結できる

人間は、価値観や行動規範がずれている中で力を発揮することはできない。例えば、サッカー好きを集めて野球をしても良い結果が得られないだろう。一流のプロチームは、同じ価値観と行動規範をもっているから結果を残せる。この前提のもと、僕たちのチームワークWayがどう活かされるのか、具体的にお伝えしたい。

我々の価値観と行動規範
・Think Big, Be Bold.(大きく考え、大胆に行動)
・Grow Together.(共に成長する)
・Thirst for Learning.(成長への渇望)
・Be a person of integrity. (人格者であれ)
・Trust and Respect. (信頼と敬意)
・Design the Future.(未来を描く)

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1.Think Big, Be Bold.(大きく考え、大胆に行動)

「大きく考える」とは、原点に立ち戻って考えることだ。人は失敗への恐れから、自分を守るために行動してしまいがちだ。その行動はお客様に向けたものだろうか。恐怖から視野が狭くなっていないだろうか。そう自分たちに問いながら、僕たちはお客様との約束を守るために挑戦し続けなくてはいけない。

考えた結果、自分1人では、求められるレベルの10パーセントしか達成できないと思ったとしよう。その際、「自分はこれしかできない」と、可能性に蓋をしてはいけない。100パーセントを届けるためには、大胆な行動が必要だ。周囲に助けを求め、自分の枠から飛び出す。自分の守備範囲に固執してしまうと、成長できないどころか、お客様との約束も守れない。

2.Grow Together.(共に成長する)

僕たちのビジネスモデルは、社員一人ひとりが積み上げた信頼で成り立つ。日々の業務は、同じことを繰り返せばいいと思うかもしれない。だが、重要なことは、現状に満足することなく、不可能を可能にする取り組みだ。社員が共に成長し、強みを活かし合うことが求められる。「今のままで十分だ」と蓋をしてはいけない。

社員間、部署間で壁を作ってしまっては、最高レベルに届かないだろう。常に最高のプロダクト、サービスをご提供するために、共に貢献し合う姿勢は重要だ。

3.Thirst for Learning.(成長への渇望)

僕たちはプロダクトを通じて、慣習のパラダイムシフトや、水質汚染の改善といった変化に挑戦している。世界規模の大きなテーマであるがゆえに、求められるもののハードルは高い。

仮に、「98パーセントのレベルでいいや」と力を抜いたとする。たった2パーセントでも、時間が経つほど質が劣っていく。価値なきものは選ばれない時代だ。日本のスキンケア市場で顧客を創造するには、他社の顧客を奪わなくてはならない。大企業と競争するのだから、生半可な成長の意欲では負けてしまう。

だから成長し続けなければいけない。砂漠で水を求めるように、100点以上を渇望するレベルの成長でなくてはならない。「これでいいや」は、衰退の始まりだ。

4.Be a person of integrity. (人格者であれ)

Integrityは日本語訳が難しいが、僕は「人格者」としている。「人格者」という言葉に対して「完璧主義者」のような印象を持つかもしれないが、少し違う。「誠実」、「約束を守る」といった側面に注目して、この言葉を選んだ。

良いチームは、お互いが紳士淑女でなくてはいけない。品があり、気配りを忘れない人同士ならば、良いチームになるだろう。自分のことしか考えず、約束が守れない人を人格者とは言わない。一緒に仕事をする上で、人としての品性は常に意識すべきだ。

5.Trust and Respect. (信頼と敬意)

良いチームは、お互いに敬意を払う。当たり前のようで、できない人のほうが多い。性別、年齢、立場の違いで態度を変えた経験はないだろうか。相手を一人の人間として信頼し、敬意を払う態度はチームづくりにおいて重要だ。

例えば、パートナー企業に対し、「こちらが依頼主だから」と横柄な態度をとるのは間違いだ。彼らの協力が無ければ、僕らのビジネスは成り立たない。勘違いもいいところである。

主観的な基準で上下関係を作り、自分勝手な態度をとるのは失礼にあたる。P.G.C.D.では、パートナー企業の方であれ、誰であれ、お帰りの際は入口まで見送るよう徹底している。ステークホルダー1人ひとりに、大切な仲間として敬意を払うのは当然だ。

6.Design the Future.(未来を描く)

目先のことばかり囚われていると、行く先を見失ってしまう。僕たちが向かう未来へ、チームの目線が向いてなくてはいけない。

バックキャスティングは、将来のありたい姿、あるべき姿から今を考える思考法だ。僕たちのビジネスは、「ジャパン・ビューティ・イノベーション」という未来を描いている。日本が本来持っていた、「シンプルな習慣を丁寧に続ける」ことこそ、人の心を豊かにし、地球環境を助けるイノベーションを起こすと信じている。より広く、この思想がプロダクトとともに伝わるには何ができるだろう?

4.日本人等高線 高解像度

これらの価値観を持って実践し、僕たちのチームは強くなる。成長し続けるために必要な、P.G.C.D.の根底にある価値観だ。


聞き手:栃尾江美
構成協力:ふじねまゆこ

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