見出し画像

水と石鹸で手を洗う環境のない子どもたちに。水100トンチャレンジキャンペーン

僕たちはいま、自分と家族の身を守るため、当たり前のように水と石鹸で手洗いをしています。ところが、世界中には、水と石鹸で手を洗う環境にない人たちが30億人もいると言われているのです。また、衛生的ではない水が原因で、健康を損ねる子どもたちが後を絶ちません。

P.G.C.D.は、石鹸を販売している会社。僕たちはその事業を通じて、世界の子供たちにできることはないかと考えました。

そこで、髪を洗うための石鹸「サボン モーヴ」を1個お買い上げいただくたびに、NPO法人ウォーターエイドジャパンに寄付をすることにしたのです。サボン モーヴのサイズに関わらず、1個につき、インドの子供たちへ30Lの水が届けられることになります。

今回のnoteでは、その背景を含め、環境や社会問題に対する我々の考えをお伝えしていきます。

画像5

僕たちが1%に込めた想い

JBIGは、僕が代表を務めているP.G.C.D.のホールディング会社だ。JBIGでは、「JBIG 1% Strategy(JBIG 1%戦略)」を掲げている。詳しいことはまた別の機会にご紹介したいが、その「基本3本柱」は以下のようなものだ。

・日米欧の世界シェア1%を狙う。
・売り上げの1%を人も地球も美しくする活動に。
・石鹸の年間販売数の1%を衛生的な手洗い習慣の支援に。

今回は、この2番目と3番目に関連した話。

僕たちは、売り上げの1%を「人も地球も美しくする活動」に充てている。例えば、20年以上前からお世話になっている先輩で、現在は渋谷区長である長谷部健さんが立ち上げたグリーンバードというNPO法人とともに、毎年表参道のごみ拾いをしている。

また、アフリカの離島マダガスカルで、子供たちが手洗いなどの衛生管理の習慣を身に着けられるよう、啓蒙活動の支援をしている。

そして、渋谷で最も歴史のある金王八幡宮の一年に一度のお祭りでは、唯一のスポンサーとして応援をしている。これは、伝統的な日本の文化を守りながら「人も地球も美しくする活動」の一環となっている。


祭り

世界中で不足している水と、増え続けるマイクロプラスチック

WHO/UNICEFによると、世界人口の40%にあたる30億人は、水と石鹸を使った基本的な手洗い設備を自宅で使用できない。また、国土交通省の調査によると、世界人口の増加とともに、2025年までに水利用量は急増するとみられ、世界における水の利用量の半分をアジアが占めている。

さらに、JICAの資料によると、日本はなんと、“仮想水換算”で世界最大の水資源輸入国。水そのものではなく、食糧や工業製品を大量に輸入しているのだ。仮想水(バーチャルウォーター)輸入量とは、それらを国内で生産したと仮定した場合の水資源の量を表したもの。日本は間接的に、大量の水を消費していることになる。

さらに、近年はマイクロプラスチック問題が話題になっている。2050年には、泳いでいる魚よりも、海に漂うプラスチックの方が多くなるだろうと言われているのだ。

日本は過去に、工場排水に含まれた有機水銀を原因とする水俣病や、窒素とリンの排出規制を定めた琵琶湖条例といった、歴史的な環境汚染を経験している。人間の私利私欲を原因として、今も水が汚染され、そこに住む生き物たちに多大な悪影響を与えているのだ。

画像5

「せっけんは、地球を救う。子どもたちに届ける、水100トン チャレンジ」

僕たちが1月よりスタートしたのは、「子どもたちに届ける、水100トンチャレンジ」というキャンペーン。CSRとして本業とは異なる活動をしている企業もあるが、P.G.C.D.は、石鹸を販売することで直接的に、人や地球に貢献している。

化粧品が必要ないほどの美しい肌にするために、僕たちは石鹸を開発した。そのストーリーは『「人を美しくするものが地球を汚している」矛盾から目指した、石鹸』 に詳しく記しているが、化粧品が地球を汚しているという課題に立ち向かうための、石鹸というプロダクトなのだ。それに加えて、石鹸による衛生的な手洗い習慣を広め、子供たちに水を届ける支援をすることで、事業に直接かかわりのある形で企業の社会的責任を果たしていく。

莉墓ァ倡判蜒・iStock-471518055

P.G.C.D.の製品を通じて、環境に貢献することができる

日々の生活で僕たちができることのひとつは、水やプラスチックの使用を減らすこと。ただ、まったく使わないことは難しい。それならば、水やプラスチックの使用量が少ない商品を選ぶことも助けになる。これまでのスキンケアやヘアケア商品の代わりに、P.G.C.D.の商品を選んでもらうだけで、水の使用量やプラスチックごみの量が減るはずなのだ。

P.G.C.D.がお客様に商品をお渡しするときに、一緒に同梱している絵本がある。それのタイトルは、『わたしがP.G.C.D.をはじめると』。

お客様ひとりひとり(つまり、絵本の中の「わたし」)が、リンスのいらない「サボン モーヴ」を使うようになると、水の使用量が減る。紙のパッケージだけを使った石鹸なら、プラスチックごみも減る。

自分をきれいにする毎日が、美しい未来へとつながっていく。

莉墓ァ倡判蜒・0004

商品をご購入いただくたびに、水の足りない国の子どもたちに水を届けられる

1月からスタートした、「子どもたちに届ける、水100トンチャレンジ」は、あっという間に目標の100トンを達成してしまった。協力いただいたお客様には感謝です。そこで、キャンペーンを継続し、6月までに500トン分の寄付を目指している。

新型コロナ騒動で、手洗いのできない人たちに危険が迫っている。彼らにウイルスが近づいてきたら、手洗いによって自らを防御することもできないのだ。ひとりひとりが寄付をするのはもちろんいいことだ、それでも誰もかれも大変な時期に、他国を心配するのは決して簡単ではない。それでも、今使っているシャンプーをP.G.C.Dの石鹸にするだけで、小さな命が助かるかもしれない。

ひとりひとりの努力は小さなものでも、積み重なれば大きな力になる。だから僕たちは、水やプラスチックの使用をできるだけ減らせる商品を、多くの人にお届けしていきたい。


聞き手、構成協力:栃尾江美


スキありがとうございます!
8
JBIG代表・野田のアカウントです。スキンケアメーカーの経営者として、「美しくなる習慣を創造する」デザインアントレプレナーとして、自身の考えや気づきを発信しています。noteマガジン『野田ラボ』など週1回のペースで更新。剣道とスキーとダイビングは人生をかけた好きなこと。