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髪と地肌にやさしい選択【髪の構造と個性を知り、自分にあったカラーリング剤を】

オーガニックカラー専門店 Colorista(カラリスタ) 代表 宮口 博志×P.G.C.D.代表 野田 泰平[前編]

年齢を重ねると髪質が変化し、「サロンで白髪染めをしても数週間で気になってしまう」といったお悩みを耳にします。髪と地肌にやさしい選択肢をするために、髪の基本構造を学び、自分に合ったカラーリングを見つけましょう。
P.G.C.D.代表 野田 泰平と、オーガニックカラー専門店 Colorista(カラリスタ) 代表の宮口博志 氏の対談 前編です。宮口氏から、オーガニックカラーへの思いと髪の特性について教えていただきました。

■対談参加者プロフィール
オーガニックカラー専門店 Colorista(カラリスタ) 代表
宮口 博志
2003年10年間のSHIMA Daikanyamaでの店長職を終え、恵比寿にヘアーサロン『Rockets』をオープン。
2023年白金高輪にオーガニックカラー専門店『Colorista』をオープン。

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株式会社 ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン 代表取締役CEO
野田 泰平
1979年福岡県生まれ。2010年に株式会社P.G.C.D. JAPANを設立。「年齢を美しさに変える人」を増やすため、スキンケア・スカルプケアの商品を開発、販売。また、2019年にはホールディングス会社である株式会社JBI GROUPを設立。企業理念『Pay forward』を掲げ、“世界を幸せにする人を増やす”という使命のもと、サスティナブルな商品、サスティナブルな事業を創造し、社会と未来に貢献する。

月1回でキレイが続く、負担の少ないオーガニックカラー

年齢とともに気になる白髪・頭皮へのダメージ

野田泰平(以下、野田)
今日はMaison de P.G.C.D.のサロンルームに関連して、白金にあるオーガニックカラー専門店 Colorista(カラリスタ)にお邪魔しています。オーナーの宮口博志さんに髪とカラーリングについてお話をうかがいます。宮口さんはなぜオーガニックカラーにこだわろうと思ったのですか?
宮口博志(以下、宮口)
ヘアカラーは1ヶ月半から2ヶ月くらいの周期で行うことが多いと思いますが、来店後2週間でもう白髪が気になるという声を耳にしてきました。3週間たつとお客様自ら市販品を使ったり、部分ウィッグを使ったりする方がとても多い。
ただ、費用や髪へのダメージを考えると数週間に1回のカラーリングはできません。なるべく髪と地肌に負担をかけず、月1回できれいな状態を保てたら……と考え始めたのがきっかけです。

厳選されたオーガニックカラー剤
野田
美容室・理髪店はコンビニの5倍と言われるほどよく見かけますが、カラーリング専門店はあまり聞きませんね。オーガニックカラー専門店はさらに珍しいと思うのですが、実際どうですか?
宮口
白髪染めだけのカラーリング専門店はありますが、オーガニックカラー専門店は少ないでしょうね。価格ではなく本質的な面で勝負したい強い思いがあって、オーガニックを使おうと決めました。
野田
実際、お客様はどのような方ですか?
宮口
もともとこだわりのあるお客様が多く、すでに知識をお持ちで自ら薬品の指定をされる方もいらっしゃいます。私たちもより良いものを提供したいので、厳選した4種類のオーガニックカラーを取り入れました。一番のおすすめはヨーロッパのヴィーガン認定を受けているVilla Lodola COLORです。
野田
かわいいデザインですよね。詳しい方からすると有名なものでしょうか?
宮口
そうですね。これを指名する方もいらっしゃいます。世界初「ICEA VEGAN認証取得」と「NEAR NATURE規格」を両立したヘアカラーで、施術から仕上がり、継続すべてにおいてオーガニックならではの心地よさを感じていただけるはずです。

オーガニックカラーのメリット


ベタつかず、サラッとやさしい仕上がり

 
野田
オーガニックのカラー剤は、一般的なものと比べてどのような違いがありますか?
宮口
一番の違いは髪の触感です。ごわつきやベタつきがなく、髪を洗ったあとの手触りがサラッとした仕上がりになります。あとは匂い。一般的なカラー剤にはツンとする独特の匂いがあります。オーガニックの場合はそういった匂いが少なく、施術中も薬を塗られている感じがありません。
野田
いいことづくしですね。やはり、オーガニックを探すお客様は世の中に多くいらっしゃるということでしょうか。
宮口
そうですね。白髪染めを希望される方にとって、髪の毛と地肌の健康、頭皮への刺激は抑えたい方が多い。そういった悩みに応えるのがオーガニックカラーだと思います。

他のカラー剤と変わらない色持ち
野田
カラーの色持ちは、一般的なカラー剤とほぼ同じですか?
宮口
それほど違いませんが、すごく色持ちが良いというわけではありません。
野田
化粧品の場合、香りが飛びやすかったり、色が落ちやすかったりする商品もありますが、そういったこともない?
宮口
それはないですね。強いてデメリットを挙げるなら、ハイトーンカラーはできないことくらいでしょうか。

髪の構造と染まりやすさ

キューティクルの厚みが染まりやすさの違いを生む

 
野田
この対談ではお客様へ正しい知識をお伝えし、本質的な価値を選択する判断材料にしていただきたいと考えています。
そこでお伺いしたいのですが、そもそも髪とはどのような構造なのか、教えていただけますか?


宮口
髪の毛は基本的に3層構造になっています。海苔巻きで例えることが多いのですが、一番外側の海苔の部分がキューティクル、ご飯の部分がコルテックス、内側のかんぴょうのような部分がメデュラといわれる部位です。
髪の毛が水分を含むと柔らかい感触になるのは、キューティクルがふやけた感じになるからです。
野田
美容師の方が髪を触った時、人によって髪質の違いを感じられていると思いますが、この基本構造はどのように関連するのでしょうか。
宮口
一番の違いはキューティクルの断層の枚数です。おおよそ5枚から10枚、うろこ状に重なっています。一般的に髪の毛が太くて固い人はキューティクルの枚数が多いです。同じ髪質の方に同じ薬を使ったとしても、髪色が明るくならない方はいらっしゃいます。

キューティクルの厚み、頭の部位にも個性がある
野田
キューティクルが厚いということは、髪自体が強いと言えますか?
宮口
そうですね。ちなみに、髪がストレートの方は毛の断面がきれいな丸になります。癖っ毛の方はいびつな形になります。欧米の方は癖っ毛で細い方が多く、日本人はストレートで太い方が多いです。髪の形状にも違いがあるんですね。
野田
キューティクルの厚みや形状によってダメージの受けやすさに差はあるのでしょうか?
宮口
部分的な差はわかりませんが、日本人の髪のほうが明らかに太いですね。
あとは、髪の毛の部分によって染まりやすさに差が出ます。例えば襟足は髪が比較的固くて染まりづらく、生え際は髪が細いので染まりやすい。頭の位置によって染まりやすさが違うので、その点は美容師が理解して、時間差をつけて塗っています。
野田
なるほど。髪の形状やキューティクルの厚さによって、髪の質感も染まりやすさもまったく変わるということですね。
前編では、オーガニックにこだわる思いと髪の基本構造についてお話いただきました。後編では、髪染めの仕組みとヘアケアのポイントをうかがいます。

執筆:ふじね まゆこ

【店舗情報】

Colorista(カラリスタ)
〒108-0072
東京都港区白金2-1-1パセオ三光坂208
https://colorista.jp/
後編はこちら▼
P.G.C.D.公式サイトはこちら▼

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